
2014.04.01 [第54号]
Windows 7時代のPCIバス活用... PCIブリッジには要注意!
PCIバスは、今ではもう旧世代のインターフェースですが、最近は多くのお客さまから
「PCIバス搭載のWindows7マシンが欲しい」というご要望をいただきます。
「PCIバス搭載のWindows7マシンが欲しい」というご要望をいただきます。

そのようなお客さま向けに仕様をご提案する際、IntelのB75やQ77といったチップセットよりも新しい世代のチップセットですと、PCIがブリッジ接続(=変換アダプタのようなものを介した接続)になるため、動作要件がシビアになり、PCIボードによっては正常に動作しない場合があります。
そのため、PCIバスを利用したいというご要望を頂いてPCをご案内する際には、安定性を重視し、PCIをネイティブサポートする世代のチップセットを搭載した構成でご案内しています。
ただし、ボードが正常に動作するかは、ブリッジ接続の問題だけではなく、電力供給(3.3V/5V)の問題なども絡んでいる場合があり、原因を一括りにすることはできません。
そのため、購入を検討されているお客様には、事前に実機で動作を確認できる「評価機貸出サービス」や「試作機製作サービス」をご案内しています。
PCIボードに限らず、外部機器との接続などで事前に動作を確かめたい場合には、お気軽にご相談くださいね。
文 : 中谷 陽一
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