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2014.02.01 [第53号]

数値計算用マシンでECCメモリ搭載をおすすめする理由とは?


最近は数値計算用マシンのお問い合わせが増えているのですが、
CPUをCore i7にしてもXeonにしても、ほぼ同じ性能のマシンをご用意できるケースがあります。

そういった場合に、CPUをXeonにすることの利点についてご質問をいただく機会がありました。


memoryecc.JPG


Xeon仕様の利点には、ECCメモリ (Error Check and Correct memory)を利用出来る点があります。
ECCメモリは、メモリに誤った値が記録されたことを検出し、正しい値に訂正する機能を持っています。
そのため、ECCメモリを搭載したPCでは、計算処理上の「データ化け」をある程度防ぐことができるのです。


一般的なPCの場合、データ化けの弊害はそれほど大きくありません。
しかし、大規模な計算では、データ化けが発生すると、間違ったパラメータを元に
結果が出力されることがあります。
そのため、長時間の計算や解析、精度が必要な計算を行う際には、ECCメモリを
搭載可能なXeon仕様が適していると考えられます。


なお、実施する計算がそれほど高い精度を必要としない場合には、Core i7仕様のマシン
(non-ECCメモリ搭載)でも問題ないかと思われます。
概に全てにおいてXeon構成が良いというわけではないため、目的・使い方・予算など、
要点や状況に応じてご検討ください。


文 : 中谷 陽一

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