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巻頭特集 -旬の話題をお届け-

2012.10.01 [第40号]

どこにもタッチせずに操作できる、未来のユーザーインターフェースが現実のものに

SF映画やアニメなどで、画面の前で手や体を動かしたり瞬きをしただけで
何かを操作しているようなシーンを目にすることがありますが、
そういった「どこにもタッチせずに直感的に操作ができる」
ユーザーインターフェース(UI)が徐々に現実のものになりつつあります。

今回はそんな未来のUIの先駆者たるジェスチャ認識技術を使ったデバイス(デプスセンサ)をご紹介します。


ゲーム用に普及、マイクロソフトの「Kinect」

まず最初に登場したのはマイクロソフトが開発した「Kinect」。
KinectはイスラエルのPrimeSense社が開発した技術をもとに、
Xbox 360向けのゲームデバイスとして登場しました。
専用のセンサー(カメラ)が人の体の動きを認識し、ゲームを操作することができます。
すでに全世界で1000万台以上が販売されており、対応タイトルも多数発売されています。
また、ゲーム以外への応用の研究もさまざまな研究機関などで行われてきています。

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Kinect for Xbox 360は2010年にマイクロソフトからその名の通り
Xbox 360向けのゲームデバイスとして登場した。日本での価格は¥14,800(- 税込)。
現在はWindows版の「Kinect for Windows」や開発キットである「kinect for Windows SDK」が登場している。




Kinect対抗の一番手「DepthSense」


それから、Kinectの対抗として登場したのがベルギーのSoftKinetic社が開
発した「DepthSense」。SoftKinetic社は、2008年から研究開発をスタートし
た新興メーカーです。デバイスの外観はKinectにそっくりですが、Kinectと
は異なるTOF方式と呼ばれる認識方式を採用し、Kinectよりさらに細かい動
きを認識できることをうたっています。SoftKinetic社はDepthSenseの技術
が家電やデジタルサイネージなどで利用されることを目指しており、また、
Lenovoが中国で発売した家庭用ゲーム機「iSec」にSoftKinetic社の技術が
採用されたことで一躍脚光を浴びました。これまでは近~遠距離用の
「DepthSense 311」のみが発売されていましたが、先日、近距離専用でより
小型軽量になった「DepthSense 325」が登場しました。


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ベルギーのSoftkinetic社が開発している「DepthSense」。写真は「DepthSense 311」。
Kinectよりも高い認識精度をうたっており、より細かい動作に対応する。



本当に出るのか?従来技術の200倍の精度を誇るという「LEAP」

もうひとつ、アメリカを中心とするネットメディアで大きな話題となったデバイスがあります。
アメリカのLeap Motion社が発表した「LEAP」。
従来の200倍の精度を誇るという触れ込みと、デモムービーでの
超精密な動きに多くの人が度肝を抜かれました。その性能はすさまじく、
両手と10本の指をそれぞれ独立して認識、指先だけでなくペンなどの
道具も精密にとらえてペン先で文字が書ける...などと言われています。
2013年初頭に発売予定で、価格は70ドル。すでに予約受付も行われていますが、
本当にそのとおりに発売されるかどうかは、一部で疑問の声もあがっています。

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非常に細いペン先まで認識して文字やサインまで描けてしまうという「LEAP」の性能。


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はじめてiPhoneのようなマルチタッチデバイスに触った時にも
その操作感のスムーズさに驚嘆しましたが、
このような技術をうまく利用した革新的なデバイスが登場すれば、
いままでは「触って操作する」のが当たり前だった
ユーザー・インターフェースの世界に革命が起きるかもしれません。



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