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巻頭特集 -旬の話題をお届け-

2012.08.01 [第38号]

あの電子書籍リーダー「Amazon Kindle」が 近日国内発売。日本の電子書籍はどうなる!?


Amazon.co.jpが6月26日に、同社のWEBサイトにて
電子書籍リーダー「Kindle(キンドル)」をまもなく国内発売するとの告知を掲載しました。
WEBサイトでは、販売日時やスペック、販売されるコンテンツの詳細などは一切明らかにされておらず、
メールアドレスを登録すると販売開始時にお知らせを送るサービスのみ掲載されています。
国内ではSONYの「Reader」が先行しながら伸び悩んでいる一方、楽天はカナダのkobo社を買収して
電子書籍リーダーの開発を推し進め、7月19日に「kobo Touch」を7,980円という低価格で発売しました。
いよいよ日本でも電子書籍の導入が本格化する土壌が整ってきましたが、
Kindleはどんな端末をどんな価格で発売してくるでしょうか。
また、そもそも電子書籍は国内で普及するのでしょうか?

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7月20日時点のAmazonサイト内のKindleに関する告知ページ。
発売をお知らせするメールの登録のみ受け付けていて、
詳細は何も書かれていない。




発売されるKindleは「Kindle touch」か?

日本国内で発売されるKindleがどんなモデルになるかは
まだ詳細が発表されていないため、さまざまな憶測が飛び交っています。
現行Kindleは第4世代Kindleや、Kindle Fire、Kindle touchなどがありますが、
Kindle touchが主力でドコモが3G回線を提供する説や、
次期Kindle Fireが発売されるのではないか...という説もあったりします。
しかし、それを裏付けるような公式情報は一切ありません。
(もしかしたら、この文章をお読みになっている時にはすでに発表されているかもしれませんが...)。

ちなみに、Amazonの本国であるアメリカでは、
すでに電子書籍リーダーはある程度市民権を得つつあるようです。 
米国のPew Research Centerが実施した、
16歳以上の米国人を対象とした電話アンケートによると、
2011年末のクリスマス商戦で電子書籍専用端末の保有率が
10%から19%に上昇したといいます。
つまり、5人に1人が電子書籍リーダーを所有している計算になります。
電子書籍を閲覧可能なタブレット端末などを含めれば、
電子書籍を読める環境にあるユーザーの割合はかなりのものになるでしょう。
Amazonでも、すでに紙の書籍よりもKindle用書籍の売上がわずかに上回っているようです。


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Amazonの「Kindle touch」。現時点で日本未発売。
6インチのE-inkディスプレイでマルチタッチにも対応。オーディオ再生にも対応。
通信はWi-Fiに加え、3G回線に対応した機種もある。
Kindleが国内発売された際、日本語書籍のラインアップが
どの程度になるかが注目のポイント。



国内での電子書籍の普及は...?

これまで国内でもSONYなどから電子書籍リーダーが発売されてきましたが、
「普及している」とは言いがたい状況でした。
本命であるKindleが日本で発売されるという噂はここ1~2年続いており、
多数の出版社と交渉していると伝えられてきました。
いよいよKindleが発売されることで、日本における電子書籍普及の
起爆剤になる可能性は多いにあるでしょう。
普及の決め手は日本語の書籍をどれだけ充実させられるかにかかっていると考えられます。
それはAmazonも重々承知でしょうから、どれだけのタイトルを揃えてくるか楽しみです。
また、楽天のkoboやSONY のReaderをはじめとする先行製品がライバルとして切磋琢磨することで、
日本の電子書籍業界はさらに盛り上がってくるでしょう。

もちろん、「紙の書籍の良さ」は電子書籍ではマネできない部分があり、
今後も紙の書籍と電子書籍が共存することになると思いますが、
ひとつの時代の流れとして、電子書籍の普及でどうライフスタイルが
変化するか、これから注目したいです。


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楽天が7月19日に発売した「kobo Touch」。
7,980円の低価格で、6インチのE-inkディスプレイを搭載している。
日本語書籍は3万タイトル弱で、年内に20万タイトルを目指している。
通信はWi-Fiのみ。185gと他機種に比べて軽いのも特長。



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先行して発売されているSONYの「Reader」。
6インチのE-inkディスプレイでマルチタッチにも対応。オーディオ再生も出来る。
通信はWi-Fiに加え、auの3G回線に対応した機種もある。
専用ストアで購入した書籍はXpreriaやSONY Tabletでも閲覧できる。
書籍数は3万タイトル強。





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