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巻頭特集 -旬の話題をお届け-

2011.04.01 [第22号]

震災による電力不足...PCにできる節電対策 とは?


2011年3月11日14時46分に発生した「東北地方太平洋沖地震」。
ニュース等を通じて伝わる被害の凄まじさは想像を絶しており、ただただ絶句するばかりでした。
筆者のいる浜松は震源地から遠く離れていましたが、
長く続く揺れに「これはただごとではない」と感じるほど...。
被害に遭われた方には謹んでお見舞い申し上げます。

さて、こんな大震災を目の当たりにした後、この巻頭記事に何を書こうか...と、正直悩みました。
少しでも役に立てる事はないか、と考えた結果、深刻な東京電力や東北電力管内の電力不足を受けて、
PCの節電対策を紹介しようと思い立ちました。
1台あたりの消費電力はそれほど大きくはありませんが、
小さな心がけの積み重ねが、大きな節電につながる可能性もあります。
西日本では周波数が異なり電力が足りているため、節電の必要は少ないですが、参考になれば幸いです。


【節電対策その1】
OSを省電力モードにする

Windows XPやWindows Vista、Windows 7には
省電力のための設定が用意されているので、
その設定を利用することで消費電力を抑える事ができます。
利用方法はマイクロソフトのWEBサイトでも紹介されています。
Googleで「Windows 節電」と検索してみてください。
バッテリー駆動時などにCPUクロックを落とせるSpeedStep機能を搭載したノートPCでは、
あえてACアダプタ利用でも省電力モードにしてCPUクロックを落とすという手もあります。


【節電対策その2】
PCにあまり負荷をかけない

WEBブラウジングやメールといった用途ではそれほどPCに負荷がかからないので
消費電力は少ないですが、例えば動画エンコードなどの画像処理や3Dゲームは
CPUなどに負荷がかかるので、大きな電力を消費します。
そういった処理は控えるのもひとつの手です。


【節電対策その3】
消費電力の少ないPCを使う

デスクトップPCよりもノートPCのほうが省電力に設計されており、消費電力は少ないです。
また、ATOMなど低消費電力のCPUを使ったPCを利用することも節電につながります。


【節電対策その4】
こまめに電源を切る

基本的なことですが、使わないときはこまめに電源を切ることが大切です。
しかし、電源投入時には通常より多くの電力を消費しますので、
あまり頻繁に起動とシャットダウンを繰り返してもあまり意味がないかもしれません。
短時間の離脱ならスリープやスタンバイを活用するのも良い方法です。


【節電対策その5】
PCを使わない

PCの節電策としてはミもフタもないことからあくまで番外編扱いですが、
こんな時こそ外の空気に触れてみたり、読書にふけってみるのも良いかもしれません。
特に読書を通じてはいろいろなものを得ることができます。





実際に3種類のPCの消費電力を測ってみました

top1.jpg
今回の消費電力の測定に使用したテスター「Watts up? PRO」



top2.jpg

デスクトップPC
テガラ製カスタムPC
Core 2 Duo E7500 2.93GHz
アイドル時:62W 前後

WEBブラウジング程度ならアイドル時と
消費電力は大差ありません。
負荷をかけると80W程度まで上昇。
最大瞬間消費電力は起動時の約113Wでした。


top3.jpg

ノートPC
Panasonic Let's note S9
Core i5-520M vPro 2.40GHz
アイドル時:28W 前後

アイドル時はATOM機より少ない消費電力でした。
負荷をかけると30~40W程度まで上昇しますが、
性能を考えると消費電力は非常に少ないといえます。


top4.jpg

小型省電力PC
テガラ製カスタムPC
ATOM 230 1.60GHz
アイドル時:30W 前後

ATOMの場合、負荷のかからないWEBブラウジングだろうが、
100%近い負荷のかかるUstream配信であろうが
消費電力にほとんど変化がありませんでした。



少しでも節電の輪が広がりますように...

基本的なことが多かったかもしれませんが、ご参考になりましたでしょうか?
今後は休眠している火力発電所の復活などにより供給される電力は増える見込みですが、
夏場には大きな電力不足が予想されています。
節電の輪が少しでも広がることで、必要なときに必要な電気を使えるようになり、
そして少しでも早く復興が進み、日々の生活や経済活動が元通りになる事を願っています。


文:鈴木良歩




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