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巻頭特集 -旬の話題をお届け-

2011.03.01 [第21号]

世界を席巻する Facebookと生き残っている ローカルSNS

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Facebook(フェイスブック)というSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)が注目を浴びている。
映画「ソーシャル・ネットワーク」だったり、開設者のマーク・ザッカーバーグの自伝だったり、
はたまたチュニジアやエジプトにおける革命においてFacebookが大きな役割を果たしたことが話題になったり...。

すでに世界の100ヶ国以上でFacebookが最大のSNSとして普及しているといわれている。
しかし、ここ日本では、実際にFacebookを利用している方はまだ少ないのではないだろうか?
日本に限らず、まだいくつかの国ではFacebookを上回る存在感を誇るSNSが存在する。
Facebookが持てはやされている今、あえてそういったローカルなSNSにスポットを当ててみたい。



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Q-Zone ...中国

中国でスタンダードとなっているメッセンジャーツール
「QQ」の関連サービスの一つとして普及しているSNS。
QQのアカウントをそのまま移行できることから、
中国国内でのシェアは圧倒的であり、
ユーザー数は2億人を越えているともいわれる。
ユーザー数では、もしかしたら世界第2位のSNSかもしれない...。
アバターやゲームなどによる課金モデルも確立されている。


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CyWorld ...韓国

韓国最大のSNS。登録に住民登録番号が必要で、
実名公開が必須であったりすることなどが特徴。
ユーザー数は1600万人程度で、
韓国人の3人に1人が利用しているといわれている。
アバターやアイテムの購入も普及している。
ちなみに、韓国でのFacebookのユーザー数は200万人前後といわれており、
日本におけるFacebookの普及率と大差はない。


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mixi ...日本

1500万人以上のユーザー数を誇る日本最大のSNS。
匿名での利用が大半で、実名で登録しているユーザーは少ない。
「足跡」など独自の機能を有する。
以前は完全招待制であることも特徴だった。
mixiの他にも、GREEやモバゲータウンなど、
ゲームを中心とする日本独自のSNSが成長している。


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V Kontakte ...ロシア、ウクライナ

ロシア最大のSNSであり、ユーザー数は3000万人以上といわれる。
利用形態はFacebookに近い。
ロシアにおいてはFacebookを圧倒的に引き離している。


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orkut ...ブラジル

Googleが運営するSNS。
米国発であるが、なぜかブラジルで圧倒的に普及しており、
登録者の50%以上がブラジル人である。
多くのブラジル人が実名でアカウントを作り、
本人の写真も公開しているようだ。
ブラジル以外ではインドでもそこそこ普及している。




ローカルSNSは独自文化として残るのか?

この顔ぶれを見ると、日本、韓国、中国という東アジアの3カ国や、
ロシアや中国といった独自言語が強い地域で
ローカルSNSが勢力を保っていることが特徴的である。
ただ、東アジアの3ヶ国といってもそれぞれ事情が異なる。
中国は言葉の壁に加え、「金盾」という独自の検閲システムがある。
韓国では実名公開が根付いているが、
こと日本においては、インターネット上で実名を出す文化があまり根付いていない。
グローバル化が進む今、そんな日本もしだいに実名でFacebookをやるのが
当たり前の時代になってゆくのであろうか。
それとも独自のSNSが勢力を保ち続けるのだろうか...。



文:鈴木良歩

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