巻頭特集 -旬の話題をお届け-

2010.09.01 [第15号]

日本一の頂を目指して

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山頂を目指す人々の列。老若男女に外国人観光客、あらゆる人々が山頂を目指す。
途中で断念して引き返して行く人も大勢いる。(富士宮口登山道)



日本一高い山・富士山に登る

「登らぬ馬鹿、二度登る馬鹿」という言葉があるが、
それだけ富士山の凄さと過酷さを表しているのだろう。
毎年多くの人が富士山頂を目指しており、
その登山者数は1シーズンで30万人近くに上るという。
富士山はその単調さや過酷さゆえに二度と登りたくないと思う人も多いが、
逆に富士山に魅せられて毎年のように登る人も多いようだ。
ちなみに私は「二度登る馬鹿」に認定されてしまった。

富士山がこれだけ際立った存在になっているのは、
ダントツで標高が高いのに独立峰であること、
そして非常にシンプルで美しい形をしていることにあると感じる。
何度も噴火を繰り返していまの形になったとのことだが、
それにしてもあれだけ綺麗な形になるとは。

しかし、富士山の崩壊は着実に進んでいる。
とくに西側にある「大沢崩れ」の崩壊は年々大きくなっていると聞く。
自然の摂理として、富士山の形がいつまでもこのままなはずはない。
おそらく、出来る限り今の美しい形を保つ努力がなされるはずであるが、
自然に出来た美しい姿を人工的に保とうとするというのもなんだか不思議な感じがする。

いずれにせよ、多くの人が畏怖を抱き憧れる富士山、
一度はその頂を目指してみるのも良いのではなかろうか。

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浅間大社頂上奥宮。左手には山頂郵便局が。

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剣ヶ峰付近から見下ろした富士山火口

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富士宮口頂上から剣ヶ峰方向。手前の建物は頂上奥宮

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3776mの剣ヶ峰への最後の難所・馬の背




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