Fly Me to the Sun -佐藤CEOのコラム-

2012.01.01 [第31号]

第19回 - 成功企業のプランA・プランB

初めに「これはいける!」と思ったプランやビジネスモデルでも、なかなかそうすんなりとうまくはいかないのが世の中の常である、つまり、最初に考えた仮定や仮説(=「プランA」)というのは、たいてい間違っているものだ...「アマゾンも最初の9年は大赤字! グーグルも売り上げはゼロ!! 最強ビジネスは全てプランAの失敗から始まった」...ということなのですが、では、一体どうしたらいいのでしょう?!

その答えは、全く「ミモフタモナイ」感じかもしれませんが、とりあえず、とにかくダメ元で「プランA」でスタートしてみて、社員全員が必死になって知恵を絞り(夜も眠れないくらい真剣に)、考えるだけではなく実際にできることはすべてトライし、何度も失敗を繰り返し、壁にぶつかったり、痛い目にあったりしながら、さんざん試行錯誤を繰り返した結果として、ようやく次のステップ(=「プランB」)が見えてくる(かも?)ということのようです。

つまり、ビジネスは初めからすんなりうまくいくようなものではなく、まずはトライし、七転八倒の苦しみを味わい、それ乗り越えることで、少しずつ道が拓けてくるものだという、至極、常識的でまっとうな結論になります。
「ビジネスに王道はない」ということですね!


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アマゾンの例

プランA
本やCDの世界最大のオンライン小売業

ロングテールの品揃えはいいけれどなかなか黒字にならず苦しんだ
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プランB
自社の巨大な流通センターネットワークは一種のインフラであることに気づいた

e-コマースのプラットホームを他社に提供して高収益



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アップルの例

プランA
AppleII、マッキントッシュといった独自のパーソナルコンピュータの製造販売

Windows PCとの圧倒的なシェアの差に苦しんだ
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プランB
iPod、iTunes、iPad、iPhone

最高に使いやすい消費者向けデジタルデバイスの提供により急成長



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グーグルの例

プランA
検索エンジンの技術を他のサイトにライセンス供与して稼ぐ

限定的な市場なので売上げは多くを望めない
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プランB
検索結果をもとにした広告提供 (Adwords)

それまでにない、とくに中小企業に向いているシステムだったので成功



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スカイプの例

プランA
インフラを必要としないP2P技術を使ったファイル交換サイト

著作権法違反で音楽業界からの訴訟リスクがあった
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プランB
P2P技術を電話に応用する

サーバーなどの設備が不要なのでコストメリットが大、ほとんど口コミなので
広告宣伝費がかからない、さらにプレミアムサービスにより売上が急増した



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GREEの例

プランA
同窓会SNS

限定的な市場なので売上げは多くを望めない
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プランB
携帯ゲーム

新しい市場を開拓して成功



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プランA
インターネットオークション

ヤフオクには勝てない
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プランB
モバイルオークション、モバイルSNSを経てソーシャルゲームへ

新しい市場を開拓して急成長




「たった一つの成功をおさめる新製品を生み出すために、五十八の新製品のアイデアが必要だ」
(プランB 破壊的イノベーションの戦略の帯より)

「成功とは何か?それは、自分がやっていることに才能があること。そしてまだ十分でないということをわかっていること。
一生懸命に働き、確かな目的意識を持っていなくてはならないということを知っていること。
これらをすべて併せたものだと思います」
(マーガレット・サッチャー)


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